写真展 終わりました!Finished
エドワード・レビンソン写真展
「都会の美とシンボリズム」
Edward Levinson Photo Exhibition
"Beauty and Symbolism in the City"
オリンパスギャラリー大阪 Olympus Gallery Osaka
12月12日(金)~12月18日(木) Dec. 12- Dec. 18th
アクセスAccess
午前10.00 ~ 午後6.00 Hours 10-6
最終日午後3.00 日曜・祝日休館 Last day until 3PM Closed on Sundays
作家によるトーク&レセプション Artist Talk and Reception
大阪 12月13日 5PM Osaka Dec.13, 5PM
大阪で、12/13日の作家によるトークで、ピンホール写真とレンズ写真の「違い」について少しお話しします。
その後、レセプションをいたします。
ご多忙とは思いますが、どうぞいらしてください。
東京展ご鑑賞者のコメントです。ありがとうございました。
(Comments and feedback in Japanese from the show and talk in Tokyo)
FB より。
A. 非常に素晴らしかった。大都市に潜む、一種「霊的な」ものを見事に写し出していた。
B. 薄田 雅人氏より
お邪魔します。一ファンです。 わが「カメラ病」のセラピーを兼ねて、Olympusのショウルームを訪ねたところ、Edoさんの写真展があることを知り、なんとなく(失礼!)覗いてみたら-、かなり新鮮な驚きでした。 こういう「都市の切り取り方」があるのか、こんなゴミゴミした大都会に、ひょっこり、エアポケットのような、ささやかだが霊的な部分が隠れていたのか!と。 しばらくブラブラ眺め歩いていたら、Edoさんが現れ、その、これまたなんとも言えぬ「抜け方」-良い意味です-に、さもありなんか、と感銘を覚えました。 オフィスに帰って、早速Edoさんの本を注文し、いま読んでいるが(『ぼくの植え方』岩波書店)、なんとも、癒される。実際のところは大波荒波踏み越えてこられたに違いないのに。急流で石が削られ、まあるくなるように、ああいう瞳を持つようになられたのだろうか、などと空想しながら、楽しく読ませて頂いている。 今後のスローペースのご活躍が、真に楽しみであります。
1. エドさんのスピーチも心地よかったです。
写真愛をさらりと素直な言葉で説明していて
作家の閃きやチャンスの捉え方など、現場にいるような気持ちになりました。
「シャッターを切る」ではなく「シャッターを開く」という表現もエドさんらしい。
心に巣くう思いを言葉の乗せる、それも彼にとっては外国語で。
とても大変なことなのに、何気なくやってしまうのがスゴいですね。
2. 写真展におうかがいし、レビンソンさんのトークショーを拝聴させていただきました。
「人により、時間の過ぎる速度は異なるけれど、毎日を大切に過ごしてね」
全体をとおして、そのようなメッセージを投げかけられているような感想を持ちました。
写真では、歩道を渡る人(レビンソンさんでしょうか?)の足に亀が、肩に鶴の足がかかっている作品は
特に見入ってしまいました。
また新しい感覚が吹き込まれたような気がしております。
3. エド氏の写真展というとピンホール写真が多かったのですが、今回のデジカメでの作品も、
ピンホール写真の雰囲気が漂っていました。カラーは美しく、プリント(作家自身による)も
すばらしい出来映えで、エド氏の新境地が拓けたと思いました。
4. ◎ 感激!!
5. ふだんの何気ない景色もいろいろな趣きがあると感じました。面白かったです。
6. とてもおもしろい写真展でした!!
今回はピンホール写真ではなく、デジカメの作品です。
また12分のモノクロムピンホールムービーを、モニターで上映します。新作の「Tokyo Story 江戸物語」、
初公開です。
会場 オリンパスギャラリー東京 終わりました Olympus Gallery Tokyo (Tokyo Show is Finished!)
期間2014年11月27日(木)~12月3日(水) Nov. 27-Dec. 3
アクセスAccess
本写真展は、オリンパスイメージング株式会社 オリンパスギャラリー様のご後援による開催です。
Support and cooperation for the exhibition from Olympus Imaging Japan and Olympus Gallery.
○写真展内容 English Text Here
1979年に来日し、10年後に東京から田舎に移り35年間在住していますが、未だに喜々として都会を訪れています。日本でも外国でも、東京やニューヨークやパリの都会では、多彩な事象が頻発しているからです。様々な動き、光、音、色、イルミネーション、人間、影、そして自然さえも都会独特の表情をもっています。私は “フォトホリック”になり、デジタル・カメラを抱えて街を歩き、電車に乗り、美術館を巡ります。こうしたことすべてが視覚的な短い詩、あるいは眼のダイアリーとなっています。
当展では、2009年から現在までに撮影した、モノクロ数点を含むカラー写真約60点の作品を展示します。左右対称のコンポジションが合成風に見える写真もありますが、それらは、注視し待ち続けて“画像フレーム”の中に見出し、自然に撮れた写真です。また少し変わった質感と反射の多い被写体は、その瞬間にしか出来ない、一種の“特殊なフィルター・エフェクト”が生み出したものです。
ひとの心と眼は、不断に奔流するイメージに引き寄せられます─形と色彩、はかなく消えてしまう影、建物に跳ね返る光、夜と昼、ユーモアと美しさ、部分的に切り取られたアブストラクトなどに。
これらの写真は、冷たくハードで、煩雑な環境に思われる都会にも、美とシンボリズムが見出されることを示しています。この写真展から、観賞者ご自身の世界観が創出されることを願っております。
○出展数 カラー・モノクロ 約60点
○作者略歴
エドワード・レビンソン Edward Levinson Profile
1953年 アメリカ・バージニア州出身。
1973年 州立コモンウエルス大学で写真を学ぶ。
1979年来日。以後在住。
1994年より個人・グループ写真展を日本と世界の各地で60回開催。
1997年より写真ワークショップ講師をつとめる。
写真集『タイムスケープス・ジャパン』(日本カメラ社 2006。2007年度パリ写真賞部門別1位受賞)
エッセイ『エドさんのピンホール写真教室』2007/『ぼくの植え方』2011 (共に岩波書店)『Whisper of the Land』(Fine Line Press)2014
日本写真協会/ピンホール写真芸術学会/日本ペンクラブ 各会員
http://www.edophoto.com/