「Spots of Light -東京-」
所:オリンパスギャラリー東京
時:2019年11月15日から20日 午前11時から午後7時/木曜休館
オリンパスギャラリーウェブサイト
https://fotopus.com/showroom/index/detail/c/2214
写真展タイトル:「Spots of Light -東京-」
レビンソンは90年代から東京を撮影しています。4x5アナログピンホールカメラからコンパクトデジタルカメラまでを使い、種々のドキュメンタリーとアート作品を撮り続けています。今般、日本在住40年と「東京2020」の記念として、新しいシリーズを発表いたします。
作品について
今回の「 Spots of Light - 東京 -」シリーズは、ハイブリッド・アプローチで撮影した。使用したカメラにはレンズがなく、自分の目がレンズの役目となっている。デジタルカメラのボディーにピンホールを取り付け、高感度のISOを使用するフレクシビリティーによって、フィルムで撮るより幅広い被写体の撮影が可能になる。
私が被写体として関心を持ったのは、私を惹きつけるように輝き、そして闇をもつ場所(Spot)であった。それぞれの写真にはメッセージがある。自然はその面(おもて)に苦悩を表し、人間の留意と尊重を得ようとしている。通信機器の世界に閉じ込められた人々を注視すると寂しげで、悲しみが襲ってくる。日本の精神的伝統や、旧い東京のノスタルジックな断片に遭遇すると、都市開発への熱狂に疑問が起こる。
これらの光と影が私のコンテンツとなっている。そしてその課題がスポットライトに輝くことを望んでいる。これらのことが、私にこの作品群を生み出させたのである。
展示写真、モノクーロム60点。
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作家プロフィール
1953年米国生まれ。バージニア州立コモンウェルス大学で写真を学ぶ。1979年来日。写真展開催日本国内、欧米各地で多数。
写真集『タイムスケープス・ジャパン』(日本カメラ社。アワード受賞)
『 Spots of Light - 東京』『Mind Gamesマインド・ゲーム』、『Silhouette Stories シルエットストーリー』,『Moments in the Light きらめきのなかに』。
日本語著書エッセイ『Balloon on Fire 燃える風船』(フォト・句集)『 エドさんのピンホール写真教室』その他多数の書籍と新聞・雑誌に写真と記事を寄稿。
ピンホール・カメラ制作の短編映画「東京ストーリー(2014年)」が6件の国際映画コンペに入選。現在続編の数作品を制作中。千葉県鴨川市の自宅/スタジオに個人ギャラリーを併設。日本写真協会会員 日本ペンクラブ会員
作家コンタクト 〔日本語でのインタビューなど歓迎 ):
エドワード・レビンソン