エドワード・レビンソンの写真展が東京で7月4日から7月14日まで開催されます。 東京・小伝馬町・馬喰横山駅エリアの「Roonee 247 Fine Arts」にて新シリーズ「70年の旅」を展示。 詳細については近日公開予定です。お話しと振れ合いの会は7月6日午後5時から。 特別プリントビューイング イベント 7月7日午後4時。 皆さん大歓迎です。
A 70 Year Journey | 70年の橋を渡る
エドワード・レビンソン
会期:2024.07.04(THU)- 2024.07.14(SUN)
12:00-19:00(月・火・水 休み 最終日は16:00まで)
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展覧会につして
A 70 Year Journey | 70年の橋を渡る
エドワード・レビンソン
2020年パンデミックの始まりの時期、われわれの世界がとても静かになりました。私たちのほとんどは、今までに余り意識していなかったことを、無理やりに見なければならなかったことに気づかなければなりませんでした。アーティストとして一時的かもしれないけれど、新しい見方と創造方法を見つけることが必要でした。
アトリエの棚のカメラと道具を見つめながら、20年前にブダペストで買った中古カメラをまだ使用していなかったので、試すことにしました。買った時、
ピンホールカメラに変換する予定でしたが、何かの理由で、そのオリジナルレンズを外す勇気が出ませんでした。1950年代にハンガリーで作られたこのカメラは、シンプルなベークライト「 パジャタ」カメラです。(ハンガリー語で「仲間」を意味する。)ということは、カメラの年齢は私と同じくらいですね!
共産主義時代、若者たちは自分たちの生活をこのカメラで記録することが奨励されたそうです。
それで気楽に、自分の今居る近所を廻って、普通のものを見て、被写体がこのソフトなレンズでどうなるかを想像しながら撮影しました。パンデミックの状況が緩和されるにつれて、少しずつ東京と他のロケ地で撮影を広げました。このカメラには「普通の」風景を「特別」に見せる力があることに気づきました。
私のピンホールカメラとは異なり、このカメラにはシンプルなファインダーが付いています。三つの基本的なF値しかなく、シャッタースピードは一つだけです。言い換えれば、技術的な設定に関して心配する必要はほとんどありません。ただ被写体を見つけ、古くて見にくいファインダーでフレミングを決めて、息を止める、シャッターを押す。現代のフィルム乳剤を使用し、自分の暗室で現像して、そのあとパソコンでスキャン、画像処理、アーカイブインクジェット印刷で仕上げる。新しい見方で70年の橋を渡ります。
エドワード・レビンソン 2024年7月
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