世界ピンホール写真デー
(Worldwide Pinhole Photography Day) 10周年記念イベントについて
プレスリリースを送りさせていただ
きます。
「10回世界ピンホール写真
デー.Worldwide Pinhole Photography Day WPPD」プレスリリース。
年々、規模が拡大し、人気の高まっている針穴写真の世界的イベントです。
貴メディアでの広報のご協力をいただけれ幸いです。
今年は、4月25日です。日本からたくさんの人が参加するように
宣伝のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
エドワード・レビンソン
(WPPD日本広報ボランティア)
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スローフォトグラフィー
世界ピンホール写真デー
(Worldwide Pinhole Photography Day) 10周年記念イベントについて
日時と場所について
世界ピンホール写真デー(WPPD)は、10周年を記念し、イベントを開催します。
この国際的なイベントは、2010年4月25日に開催され、レンズを使わない写真のファンタジー、アート、楽しさ、その体験を促進します。今回は、これま
での記録である約3200人の世界の写真家による参加を上回る参加人数を期待しています。
参加方法
世界中の誰でも参加できます。4月25日中にピンホール写真を撮影し、http://www.pinholeday.org.
にアップロードして下さい。それぞれの写真家による1枚ずつの写真が、今回のプレミアピンホール写真ギャラリーの一部となります。
ピンホール写真について
ピンホール写真は、レンズを使用せず、単に小さな穴を使って撮影されます。写真は、デジタルカメラを含む通常のカメラに、ピンホールを装着したものでも撮
影可能です。このレンズを使わないピンホールカメラを使用すると、洗練された写真を撮影することができます。また、靴の箱やトマトの缶詰の缶、紅茶の缶な
どを使ってカメラを作成することもでき、非常にクリエイティブで、楽しく、時には学びも得ることができます。要は光を完全に遮ることができる箱は、どんな
ものでもピンホールカメラにすることができるのです。
このピンホール写真
を楽しみたいとう人々は年々増加しており、2001年の1回目のWEBを使ったギャラリーには24の国から291名のピンホール写真家が参加しましたが、
2008年には、62カ国から2628名の写真家が、昨年は69カ国から3202名の写真家が参加しました。
全世界で
4月25日(日)には、ピンホール写真のワークショップや、撮影会、小学校のクラス行事など、さまざまなイベントが開催される予定です。特に若い世代や学
校での活動について、注目されることでしょう。
主催者について
WPPDは、全世界の数十名の熱狂的なボランティアによって運営されています。彼らの活動は、以下の国際的なコーディネーションチームによって、取りまと
められています。
Tom Miller – アメリカ (チームリーダー及びイベント担当), Paolo Aldi – イタリア (出版),
Nick Dvoracek - アメリカ (サポート), Wolfgang Thoma – ベルギー (翻訳),
Jason Schlauch – アメリカ (WEB運営), Chuck Flagg – アメリカ (教育)
さらなる情報と、イベントの詳細(随時更新されます)については、http://www.pinholeday.org.
をご参照下さい。
なぜ
なぜピンホールカメラを使って “スローフォトグラフィー” を撮影するのですか? なぜなら:
シャッターレリーズ
自らが写真のイメージの主となり、カメラの機械式シャッターの代わりとなる、そのフィーリングを感じることができます。
魔法
どんな“カメラオブスキュラ”を使用していても、技術力がどれほどであっても、その結果はマジカルなものになります。
世界
この小さな穴から覗くものは時間も音も無い、魅了的な世界です。
時間
レンズを使用しないで撮影した写真の高貴な雰囲気は、時間と特別な関係を持ちます。スナップショットの感覚は捨てましょう。ピンホール写真が撮影されるに
は、数秒から数分を要します。
ピンホール写真は、忍耐や瞑想的な感覚を必要とする写真なのです。通常の写真(主にデジタル写真)だと、簡単に写真だけ撮って景色から離れたりすることも
あるので、家に帰ってから写真でのみ景色を見たりすることがありますが、ピンホール写真家は実に慎重に撮影対象を選びます。
なぜならピンホール写真家は、動くものをそのまま写真に収めることはできないからです。
エコロジー感覚
ピンホール写真家は、その小さな箱が撮影業務をこなしている間に、回りを見渡したり、考えを廻らせたりします。
“失敗写真”の苦悩からの離脱:
予期せぬ光漏れ、光の回折、ブレなどは写真家が考えるアクシデントですが、実際にはピンホール写真家たちはそれらを受け入れます。しかも、受け入れるだけ
でなく、そのようなアクシデントについても、写真を芸術的にしてくれたものとして感謝するのです。コントロールされた“不”正確さ、世界からの指令を尊重
し、受け入れるという哲学なのです。
エコロジーな写真のイメージは、マインドをエコロジーなものにするのです。
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